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生後4ヶ月から生後5ヶ月未満のこの時期は、おもちゃに手を伸ばしたり、首がすわる赤ちゃんが多くなりうつぶせにすると首を持ち上げる事が出来るようになります。
笑顔も一段と増え、あやすと声をだして喜ぶので赤ちゃんと遊ぶのがどんどん楽しくなってきます。
体がしっかりとしてくるので、高い高いなど体を使った遊びも出来るように。
生後4ヶ月~5ヶ月未満の赤ちゃんの成長や悩み、遊び方などを紹介したいと思います。
生後4ヶ月~5ヶ月未満の身長・体重・胸囲・頭囲
最新版の平成22年調査の厚生労働省の成長曲線によると、生後4ヶ月~生後5ヶ月未満の赤ちゃんの体重や身長・胸囲や頭囲の目安はこのようになっています。
男の子
身長:59.9cm~68.5cm
体重:5.67kg~8.72kg
胸囲:39.8cm~47.6cm
頭囲:39.7cm~44.7cm
女の子
身長:58.2cm~66.8cm
体重:5.35kg~8.18kg
胸囲:38.7cm~46.2cm
頭囲:38.5cm~43.4cm
成長にはそれぞれ個人差があります。
小さく産まれた赤ちゃんもいれば、大きく産まれた赤ちゃんもいます。
成長曲線のカーブに沿って成長していれば順調に育っていると思って良いでしょう。
【睡眠時間】生後4ヶ月から5ヶ月未満
だんだんと昼夜の区別もついて、生活リズムが整ってきます。
夜もまとまって寝てくれるので、ママもたくさん眠れるように。
日中のお昼寝は、午前中と午後に1回ずつになる事が多くなります。
毎日決まった時間に起きて、お散歩に行ってお昼寝するなど、規則正しい生活を送ると赤ちゃんも生活リズムが身についてスムーズに寝てくれます。
なかなか寝てくれない赤ちゃんや、夜中何度も起きてしまう場合は夕方に昼寝をさせないようにしたり、スイマーバーで体を動かして疲れさせると良く寝てくれるのでおすすめ。

【授乳】生後4ヶ月から5ヶ月未満
生後4ヶ月から5ヶ月未満の赤ちゃんは、一度でたくさんミルクや母乳が飲めるようになったり、夜も比較的長く寝てくれるようになってきます。
授乳の間隔もあくようになって、少し育児が楽になってくる事が多い時期。
一度にミルクや母乳を飲む量が増える赤ちゃんもいれば、満腹感を感じてあまり飲まなくなる赤ちゃんも。
ミルクや母乳を飲んでいるように見えて、実は吸って遊んでいるだけの「遊び飲み」が始まる事も。
一度に飲む量が減ってしまった場合は、授乳の回数を増やすと良いでしょう。
母乳の場合
この時期はママによって母乳の量にもかなりの差が。
母乳が出すぎて困るママもいれば、全然でない、片方しか出ないなど母乳の量にもかなり個人差が出る事も。
母乳が出すぎる場合、赤ちゃんがむせて怒る事があります。
母乳の場合、消化も良く胃に負担がかからないので、赤ちゃんが飲みたいだけ飲ませましょう。
授乳の間隔もあくようになり、消化の良い母乳でも夜は比較的まとまって寝てくれるようになってきます。
ミルクの場合
生後4~5ヶ月未満の赤ちゃんのミルクの量は大体1回で200ml前後。
授乳間隔1日5回が目安となります。
5時間前後授乳の時間があくようになり、夜の授乳回数も徐々に減ってきます。
母乳との混合の場合は、ミルクをあげすぎないように母乳の量に合わせて調節しましょう。
私の場合
この頃には、母乳があまり出ずミルクを増やす事が多くなりました。
娘は少し小さ目で、成長曲線の下の方。
3~4ヶ月健診で「もう少し体重が増えるようにした方が良い」とのアドバイスを受けたので、母乳も足りないし、カロリーの高いミルクを積極的にあげるようにしました。
母乳って赤ちゃんが吸う回数が減ると、どんどん作られなくなってしまいます。
私は、特にこだわりがなかったので、ミルクをどんどんあげていました。
でも、出来るだけ母乳で育てたいなら、ミルクを足しつつ母乳を飲ませる回数は減らさないようにしましょう。
母乳の量が足りなくても、赤ちゃんが吸う事で母乳がたくさんでるようになる事もあるので。
成長と発達
- 物を口に入れる
- 体がしっかりする
- 寝返りする子も
- 表情が豊かに
- 人見知りが始まる
物を口に入れる
生後4ヶ月から5ヶ月未満の赤ちゃんは、運動機能がアップ。
手で物をつかんだり、足をバタバタさせたり、体を動かせるようになってきます。
好奇心も旺盛で、色々なおもちゃや物をつかんだり、口に入れたりする時期。
授乳中にママの髪の毛を引っ張って遊ぶ事もあります。
なので、赤ちゃんの周りに誤飲で窒息につながるような危険なものは置かないよう排除しましょう。
赤ちゃんが口に入れても安全な作りのラトルやぬいぐるみなどを置いておくのがおすすめ。
物を自分でつかむことができるようになりますが、まだまだコントロールが難しい時期。
つかんだものを自分の頭や顔に落としてしまう事もあるので、落とすと割れるような固い物などは赤ちゃんの手の届かない場所に置くように。
何でも口に入れたがる時期なので、おもちゃなど赤ちゃんが口に入れる物は出来るだけこまめに洗うなど、清潔に保つようにしましょう。
体がしっかりする
赤ちゃんの体つきがしっかりとしてきて、脇を抱えて足を地面につけると「ぴょんぴょん」と飛び跳ねるような動きをするようになってきます。
足や手をバタバタ動かしたり、運動量も増えます。
「高い高い」など体を使って遊ぶと喜ぶように。
産後太りが解消せずに悩むママは、この時期から体を使って全身で赤ちゃんと遊ぶようにすれば、赤ちゃんも喜ぶしダイエットにもなっておすすめ。
寝返りする子も
この時期の赤ちゃんは寝返りができるようになる子が増えてきます。
赤ちゃんの寝返りはある日突然成功します。
なので、あおむけに寝かせて腰をひねったり、寝返りしそうなポーズをするようになったらもうすぐ寝返りが出来るようになるサイン。
なので、ソファーやベッドなど寝返りしたら落下してしまう場所に赤ちゃんを置くのはやめましょう。
ベビーベッドで赤ちゃんを寝かせているなら、ベビーベッドの内側に付けるベッドガードを付けるのがおすすめ。
寝返りが始まると、ベビーベッドの柵に頭を打ち付け、痛くて起きてしまう事が夜中に何度も起こります。
なので、頭をぶつけても痛くないように、ベビーベッドの柵の内側全部にベッドガードを付けた方が安心。
頭の部分だけの半周タイプもありますが、成長すると寝相が悪くなり回転して上下逆になる事もあるので、つけるなら全周タイプのベッドガードが良いと思います。
表情が豊かに
この頃の赤ちゃんはすごく表情が豊かになってきます。
声を出して笑ったり、怒ったり感情表現するように。
なんだか困った顔など複雑な表情も増えてきます。
脇や足の裏をくすぐると笑ったり。
おもちゃの音や光に喜んだり、驚いたり。
遊ぶと喜んでくれるので一緒に遊ぶのがすごく楽しくなります。
人見知りが始まる
人見知りが始まる赤ちゃんも増える時期。
今まで大丈夫だった、おばあちゃんやおじいちゃんに久しぶりに会うと泣いてしまったり。
なれない場所や人がいるところだと大泣きしたり。
中にはママ以外、パパにも人見知りしてしまう子も。
人見知りにもかなり個人差があって、全く人見知りをしない子もいれば、すごく人見知りをする子もいるし、始まる時期や終わる時期も様々。
赤ちゃん自身の個性なので、人見知りがあってもなくても心配しなくて大丈夫。
うちの娘は私に似たのか、人見知りが激しくどこに行っても泣くようになり、すごく困りました。
公園や児童館へ行っても、知らない子供や大人と目が合うだけで大泣き。
私もすごい人見知りをする赤ちゃんでしたが、逆にうちの夫は赤ちゃんの頃から人見知りが全くなく、笑顔をみんなに振りまく赤ちゃんだったそう。
人見知りしなかったのに2歳頃から人見知りになったなんて子もいます。
人見知りが始まったら、人見知りを良くしようと慣れない人と赤ちゃんを無理に会わせるのは逆効果なのでやめましょう。
人見知りの激しい娘も2歳頃には徐々に良くなったので心配しなくても大丈夫。
【おもちゃ】4ヶ月~5ヶ月未満の赤ちゃん
生後4ヶ月~5ヶ月未満の赤ちゃんにおすすめのおもちゃはラトル。
ラトルとはガラガラのこと。
この時期の赤ちゃんは手で物を握ったり、なめたりするのが大好き。
聴覚や資格も発達してきているので、カラフルで音が鳴るラトルをあげると喜びます。
何でも口に入れる時期なので、赤ちゃんがなめても安全な素材のおもちゃをえらぶようにしましょう。
ポポちゃん人形でおなじみの会社が作っている、国産のお米でできたおもちゃはなめても安心なのでおすすめ。
オーボールもつかみやすくて赤ちゃんが喜ぶので人気です。
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